極真会館とは
・極真空手は誰にでも簡単に始められる武道です
極真カラテは、創始者 大山倍達総裁が全世界に広めた武道空手です。
その精神は、頭は低く目は高く、口を慎んで心広く、孝を原点として他を益する。という言葉に象徴されています。
現在そあとを継ぐ 松井章奎館長のもと、極真会館では、現在全国に900ヶ所以上の道場、世界120カ国1200万人にのぼる生徒が極真空手を学んでいます。
・空手は武道である
すべての武道は、いずれも厳しい自己修練を課し、その奥義を極めることによって自己の人格形成、すなわち人間としての正しい道を極めることを目指すものです。極真空手は、この武道本来の意味を全うすることを本義に置いています。
また直接打撃制、無差別による実践的空手を通し、相手の痛みを知ることによって、人間本来のやさしさを知るという理念も、極真の信ずる道です。
・極真の精神
極真とは、「千日をもって初心とし、万日をもって極みとする」という武道の格言から発した名称です。完成はないと言われるほどの、厳しく険しい武道の真髄を極める意です。
極真会館に伝統的に受け継がれている精神である、「頭は低く目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益す」とは、創始者である故大山倍達自身が、長年の厳しい修行人生の中で確立した極真精神です。また一方では、極真の挨拶「押忍」の精神には、尊敬、感謝、忍耐という精神があります。心身を錬磨すると同時に、伝統や礼節を重んじる極真会館での修行が、実生活に活かされると信じます。
創始者 大山倍達
今や伝説的存在となった地上最強の武道家、大山倍達。若き日より拳法を学び、1947年、戦後初の全日本空手道選手権大会で優勝して以来、自らの精神と肉体を極限までに追いつめる修行の日々が続く。山籠もりや闘牛との対決、アメリカをはじめ世界各地での武者修行など、数々の逸話は有名。
1964年それまでの空手界の常識であった「寸止めルール」に対して、本当の強さを求める「直接打撃制ルール」を揚げ、国際空手道連盟・極真会館を設立。
世界120ヵ国、1200万人の門弟の総裁としての、その生涯を極真空手に捧げた。
1994年、逝去。
享年70歳。

館長 松井章奎
大山総裁に憧れ中学時代に極真会館入門。恵まれた素質と不断の努力により、たちまち頭角を現す。若干17歳で全日本大会に堂々4位入賞し、非凡さを世に知らしめた。第17回、18回、全日本大会優勝。翌年の第4回世界大会をも制すという偉業を成し遂げ、その俊敏にして華麗な組み手は空手界の貴公子と呼ばれ、多くのファンを魅了した。
また極真界きっての荒行、百人組手を達成し、いよいよ真の武道家としての基礎を確立。その後、後進の指導にあたりつつ、大山総裁の哲学を学んだ。大山総裁の死去に伴い、その遺志を継ぎ、国際空手道連盟・極真会館の館長に就任。現在、世界の極真会館組織の運営と益々の極真カラテの発展を目指し、東奔西走の日々を送る。

道場理念
社会に有用な人材育成
我々は、稽古や試合を通して、心身のコントロールの難しさを経験します。
物事が上手くいかなかったときに、言い訳、責任転嫁することなく、如何に自分と向き合うかによって、自ら考え、行動することを学びます。
自分を見つめ自分を知る事で、何が必要で何をすべきかが見えてきます。成長を実感し自信を得て、上には上がいる事を思い知り、素直さと謙虚さを学びます。
礼節、人や物事に対する敬いの気持ち、感謝する心を養い、心身ともに健康であること、自分を律することによって、どんな社会でも想定外の出来事にも通用する心構えを身につける事を目指します。
それこそが社会に有用な人材だと考えています。